感染、段ボールで防げ 新型コロナの庁舎内対策―鳥取県 2020年04月02日13時05分 段ボールの間仕切りに設けた窓越しに話す鳥取県財政課の職員=1日、県庁 新年度に合わせ、鳥取県は県庁各部署の執務スペースで新型コロナウイルス対策を始めた。県内で感染者は確認されていないが、意識向上も兼ねて実施。職員同士の間隔を離したり机の向きを変えたり、段ボールを机の間に立てて「間仕切り」を置いたりして工夫した。お金をかけずに密集、密閉、密接の「三つの密」を減らし、感染リスクを軽減する。 タクシー車内に仕切り 新型コロナ飛沫感染防ぐ―日の丸交通 人事企画課は各課に対し、できる範囲で執務机の配置などを見直すよう通知。具体策として▽段ボールを使った間仕切りを設置する「段ボール形式」▽職員同士が向き合う配置を改め同じ方向を向く「教室形式」―などを示した。 段ボールを間仕切りにして仕事をする鳥取県庁の職員=1日