学校法人「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐり、民進党など野党やメディアの安倍晋三政権批判が続いている。「総理のご意向」と記載された文書の有無が議論を過熱させている一方、問題の本質であるはずの国家戦略特区制度に関する議論は置き去りにされている。小泉純一郎内閣の竹中平蔵元経済財政担当相に秘書官として仕えた元官僚で、改革の現場に精通した岸博幸慶大大学院教授の意見を聞いた。(杉本康士) ◇ 文部科学省の前川喜平前事務次官が「総理のご意向」で「行政がゆがめられた」と証言した。だが、特区を活用した加計学園の獣医学部新設に問題があるのであれば、国家戦略特区諮問会議やワーキンググループで異議を唱えればいい話だった。でも現実には止められなかったのは、文科省には説得材料がなかったからだ。こんなことで行政がゆがめられたというならば、政治主導は全て行政をゆがめることになる。 安倍首相の「ご意向」は岩盤規制の突破
学校法人「加計学園」が愛媛県今治市で進めている獣医学部新設をめぐる問題が、泥仕合の様相をみせている。設置を認可した文部科学省前事務次官の前川喜平氏が渦中の人物としてメディアをにぎわすが、その一方で議論の核心からはどんどん遠ざかりつつある。結局、何が問題なのか。(iRONNA) ◇ そもそも前川氏は「正義の告発者」なのか、それとも「岩盤規制の守護者」なのだろうか。ここ最近の多くのマスコミ論調には、こうした視点がまったく欠けているように思える。 議論を進めていく上で大前提となるのが、日本の大学に獣医学部が新設されたのは、昭和41年の北里大のケースが最後、という事実だ。ではなぜ獣医学部の新設は封印され続けてきたのか。 学部開設の許認可権を持つ文科省がそのことを方針として墨守してきたからに他ならない。その理由として挙げられてきたのが獣医師や獣医学部の「質の確保」だった。そして全国の7割近い獣医師が
世界最大の旅行口コミサイト「TripAdvisor」の日本法人であるトリップアドバイザー株式会社は、トリップアドバイザー上に投稿された過去1年間の口コミ評価を基に「行ってよかった!日本の城ランキング2014」を発表した。栄えある第1位には、「熊本城」(熊本県熊本市)、第2位には「松山城」(愛媛県松山市)、第3位には「姫路城」(兵庫県姫路市)、第4位には「弘前城」(青森県弘前市)、第5位には「松本城」(長野県松本市)と、歴史ロマン溢れる日本各地の名城がランクインした。 【行ってよかった!日本の城ランキング 2014 トップ20】 順位(昨年度順位) 城名/所在地 1位 (1) 熊本城 /熊本県熊本市 2位 (6) 松山城 /愛媛県松山市 3位 (11) 姫路城 /兵庫県姫路市 4位 (10) 弘前城 /青森県弘前市 5位 (4) 松本城 /長野県松本市 6位 (2) 犬山城 /愛知県犬山市
馬車から投げ出されパパラッチに囲まれるシンデレラ、焼け落ちた城…。神出鬼没の覆面ストリートアーティスト、バンクシーが手掛けたダークでシュールなテーマパークが英国の寂れた海沿いの町に出現した。 《バンクシー(Banksy)》 世界各地に突然出没し、路上や壁などをキャンバスにゲリラ的なアート活動を展開する英ロンドンの覆面ストリートアーティスト。2005年、ニューヨークのメトロポリタン美術館に自分の作品を無断で展示するなど、皮肉めいた政治的メッセージ色の強い作品で世界的に有名になった。近年、バンクシーの作品は投資対象として法外な価格で取引されるようになった。 バンクシーが“夢の国”をこき下ろす、その名も「ディズマランド」 バンクシーが手掛けるダークでシュールなテーマパークが英国の寂れた海沿いの町に出現。「陰鬱な」「陰気な」などを意味する英語「Dismal(ディズマル)」に引っかけたその名も「Di
「韓国はなぜ日本だけを標的にする?」歴史問題で欧米から疑いの目を向けられるようになった韓国妄執自業自得 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は1月12日の年頭記者会見で、日韓首脳会談について「日本側の姿勢の変化が重要だ」と曖昧な注文をつけ、慰安婦問題を早期に解決しなければ「韓日関係だけでなく、日本の歴史にも重荷になる」と言い募った。一方的でかたくなな態度には、ため息が出るばかりだ。 冷めた日本政府「ムービング(動く)・ゴールポストだ」 韓国について政府関係者らと話すとき、何度この言葉を聞いたことか。慰安婦問題などで着地点を求めてそこを目指すと、いつの間にか韓国側がゴールをさらに先の方に動かしているという意味だ。 それでいて韓国側は日本に対し、具体案を示さずに「誠意を見せろ」と要求し続けているのである。 日本政府は現在、こうした韓国側の十年一日のようなあり方に冷めた視線を向けている。小紙の加藤達
「かに道楽」中国人バイトはなぜ先輩調理師を刺したのか…「灰汁とるな!」にキレ、背景に浮かぶ日中「仕事観の決定的な違い」 「なに灰汁(あく)取りしてんねん!」。そう叱責された中国人アルバイトの男は、豆腐を切る作業を突然止め、先輩調理師に包丁を突き立てた。大阪市中央区の「かに道楽道頓堀中店」で、調理師の男性を刺して重傷を負わせたとして傷害罪に問われた男の公判が5月、大阪地裁で開かれた。事件の発端は男がカニをゆでていた鍋の沸騰に気づき、灰汁を取ったこと。かに道楽ではアルバイトが鍋を触るのはご法度で、調理師は規則に従ったまでだが、男の目にはその姿勢が理不尽に映ったらしい。トラブルの一因は日中両国間の仕事観の違いにある。日本で働く外国人が増えている今、同じような事態はいつ起きても不思議ではない。 仕事は「鍋の盛りつけ」 「仕事を手伝おうとしたのに、気持ちを分かってもらえなかった」 中国人アルバイトの
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