RIETI政策対談では、政策担当者とRIETIフェローが、日本が取り組むべき重要政策についての現状の検証や今後の課題に対し、深く掘り下げた議論を展開していきます。 90年代以降における一連の商法・会社法の改正によって、日本においてもM&Aが大きく進展してきた。そして、本年5月に、三角合併制度が解禁された。 グローバル化された市場環境の中で、M&A市場は、今後、どのように進展していくのか。また、日本企業を取り巻く環境は、どのように変化し、その対応をどのように考えていくべきなのか。 RIETI政策対談第3回では、第2回の後編として引き続き、経済界・実務界と議論を重ね、実際に規制改革の推進に当たる経済産業省 経済産業政策局大臣官房審議官(産業資金担当)立岡恒良氏とRIETIにおいて1990年代後半以降の日本企業における統治構造の改革の実態と、その企業パフォーマンスに対する影響の解明についての研究