印刷に校正はつきものです。校正は原稿と校正刷りを対照し,誤りを修正指示したり,組版を修正指示したりする作業です。原稿の誤りを訂正する機会でもあります。(推敲する機会ではありません。) 出版社を介さない町の印刷物は著者や発注者が校正してその内容に責任を負うことになります。また,印刷所に出すものでなくても文章の推敲や点検をする機会は多いものです。画面の上でただちに直せることもありますが,紙に一旦プリントして加筆するほうが考えがまとまりやすいこともあります。 校正記号はこれを簡便に正確に記述する便利な記号です。印刷物校正には是非使用してください。 校正記号もJISZ 8208で2007年に改正がありました。より明確に幅の広い指示の仕方が認められています。記入しやすくかつ間違いを誘発しない書き方を考えて見ます。 記入は赤ボールペンで。 鉛筆や黒のボールペンは不適当です。 赤ダマートやクレヨンのよう
先日、田原総一郎さんがこんなTweetをされていた。 ある出版社から話が聞きたいと呼ばれた。教科書が電子教科書になる流れがある。これを一つ持てば小学校から高校までどんな科目も全部間に合う。そこで出版社としてはこの流れをなんとかして止めたいと思っているのだ。電子教科書になれば紙や印刷はおろか出版社の存在も危なくなってしまうからだ。 出版社・・・本当にそんなこと思ってる? むしろ逆なのに。 出版社が紙の教科書にこだわりすぎると何が起こるか? 今は出版社が抱え込んでいる本当にコンテンツを作成する能力がある人たちが、そんな出版社に愛想をつかし、だんだんインターネットや電子書籍の世界に行ってしまうだろう。 前の記事「電子書籍はフォーマットとアプリを制したものが勝つ」でも書いたが、 電子書籍で一番大きな事件は、コンテンツが流通やデバイスと完全に切り離されたことだ。 (そのために「本の在庫」という概念が
初心者向け図書館講座を続けよう。 図書館にあるのは書籍だけだと思うのは狭い考えだ。 とはいうものの、そう思うのは図書館や図書館を紹介してきた者にも責任がある。 今回取り上げる図書館資源は、雑誌である。 雑誌は、ともすれば、書籍よりも格下の存在と見なされてきた。 しかし知識の担い手や情報流通の観点から見れば、ほとんどすべての書籍は「セコハン(secondhand)」であり、ほとんど「二次著作物」と言っては過言であるが、言い足りないよりは言い過ぎた方がいい。 本の最初や最後の方に「初出」がどうとかと書いてあるのを見たことがあるだろう。 今のような出版のしくみができた以降の書籍は、自主出版でもない限り、雑誌(学術誌などを含む)などに載ったものを元にして作られていることが多い。 書き下ろしの本は、思うよりずっと少ない。 一応は「書き下ろし」の形をとっていても、内容はその著者がどこかで書いたり、話し
ご指名のあの子を祝いたい キャバクラを楽しむのであれば、キャバ嬢をお祝いすることも経験すると良いでしょう。 プレゼントに何を渡そうかを悩んでいるのであれば、相手の好みを予め把握しておくとベストです。 そのためにはお店に足を運んで、話をしながらさりげなくリサーチをかけましょう。 もしその子の誕生日を盛大に祝いたいというのであれば、キャバ嬢の稼ぎに繋がるドリンクをオーダーするのがシンプルです。 変にプレゼントを渡すよりも、その方が喜んでもらえるかもしれません。 誕生日にお店に行けない時は? 都合がつかずに誕生日にお店へ行けないけれど、どうしてもお祝いしたいというのであれば、日にちをずらして同伴をお願いしたり、簡単なプレゼントをするのも効果的です。 キャバクラでは稼ぎに繋がるものは歓迎されますし、同伴もキャバ嬢にとってはメリットが大きくなるので、まずはそれを基本にしながら、プレゼントしても喜ばれ
XMDF(ever-eXtending Mobile Document Format)とはシャープが提唱している電子書籍技術およびフォーマットの名称である。 概要[編集] 1999年よりシャープ・ザウルスとPC向けの電子書籍向けのフォーマットとして使われるようになり、2001年に対外的にXMDF形式が提唱された(XMDF1.0)。日本の書物特有のルビ振りや段組といったレイアウトを崩すことなく忠実に表示することが可能であり、小説や辞書などテキスト主体の内容から、絵柄入りの実用書・参考書や漫画、近年は新聞紙面(日本経済新聞電子版・2010年~2013年まで?)といったコンテンツをサポートしていた。 2005年頃からはシャープ製電子辞書(Papyrus・Brain)の辞書データ全体を順次XMDF形式としたほか、「辞書機能」としてシャープ製の携帯電話端末にプリインストールされる形で増加している。
ゲームの周りに凄い才能が集まっていた――日本のコンテンツ業界を振り返る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」第12回は,KADOKAWA代表取締役社長・佐藤辰男氏がゲスト 副編集長:TAITAI カメラマン:増田雄介 123→ 連載第12回めとなる,ドワンゴ・川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」。今回は,KADOKAWA(2013年6月22日,角川グループホールディングスより商号変更)代表取締役社長を務める佐藤辰男氏をゲストにお招きし,昔のゲーム雑誌や出版業界の裏話,角川グループが“コンテンツ王国”として発展していった経緯などを語ってもらいました。 日本の4大出版社の一角を占める角川グループ。その代表取締役として,角川,ひいては日本のコンテンツ業界をリードする佐藤氏ですが,以前は,「コンプティーク」や「マル勝ファミコン」などといったゲーム雑誌の編集長を務めていた
このプロジェクトは、2012-11-21に募集を開始し、293人の支援により1,216,690円の資金を集め、2013-01-19に募集を終了しました ■20万PVを出した話題作の続編! 今回、挑戦したいのは、世界のIT業界の草分け的存在である男たちの若き日をモデルにしたフィクション漫画『スティーブズ』第2話制作です。電子 書籍サイト「パブー」で公開された第1話は、瞬く間に口コミで広がり、20万PVを突破しました。しかしこの第1話は、松永肇一(ma2)氏による原作の ほんの一部に過ぎません。これから面白くなること間違いなしの続編、ぜひ実現させてください! 『スティーブズ』第1話 『スティーブズ』第1話 (c)うめ 『スティーブズ』続編連載ネーム ■漫画大賞2位うめが描く確かなクオリティ うめは、月刊コミックバーズ(幻冬舎)で連載中の『大東京トイボックス』にて、マンガ大賞2012で第2位を受
この50年間に世界で最も読まれた本ベスト10 たくさん売れる本が優れた本であるとは限りませんが、ベストセラーと聞くと内容が気になってしまうもの。 では、最も世に広まった本が何であるか、ご存知でしょうか。 過去50年で発行部数が多い書籍、ベスト10をご紹介します。 第10位 アンネの日記 2700万部 第二次世界大戦の最中のナチス・ドイツ占領下のオランダ・アムステルダムが舞台となっている。ナチスのユダヤ人狩りを避けるために咳も出せないほど音に敏感だった隠れ家に潜んだ8人のユダヤ人達の生活を活写したもの。執筆は密告(密告者はいまだ不明)によりドイツ秘密警察に捕まるまでのおよそ2年間に及んだ。彼女の死後、父オットー・フランクの尽力によって出版され、世界的ベストセラーになった。 アンネの日記 - Wikipedia 第9位 頭を使って豊かになれ(思考は現実化する) 3000万部 成功哲学の祖。19
Webはメディアとビジネスの風景を一変させてきたのだが、その力が本にまで届くのは一番遅れ、日本ではまだ完全に実現していない。それは活字組版が十分に出来なかったためだ。しかし2011年、最後のミッシングリンクとも言うべき日本語組版仕様を含んだEPUB3によって、ボーダーレスなWebの出版環境は完成した。DD研での議論をご紹介する前に、組版を通してコンピュータと出版との歴史的関係をまとめてみたくなった。 出版における組版の意味 SigDDは1996年に発足したが、ちょうど「電子化文書」が普通になってきた頃で、構造や表現、意味、機能、作用、プロセス、連携など、多様な側面を総合的に議論すべき時期に来ていた頃だったと思う。筆者は1988~94年ごろまで『企業電子出版ビジネスレポート』というニューズレターを出していたが、上述したテーマはまだアカデミックなものと見られていた。企業が関心を持ったのは、もっ
JEPA(日本電子出版協会)とイーストは、EPUB 3に対応した電子書籍の作成方法を解説した「EPUB日本語文書作成チュートリアル」と、EPUB 3に対応した電子書籍リーダーを実装するためのガイドラインのための「EPUB日本語文書対応Reading System実装ガイドライン」の公開を開始しました。 公開は、イーストが開設したEPUB 3.0のポータルサイト「epubcafe」のコンテンツとして行われています。 仕様を補完するための資料 EPUB 3はIDPF(International Digital Publishing Forum)が現在策定中の電子書籍の仕様で、これまで日本語で読める詳しい解説はありませんでした。今回のEPUB日本語文書作成チュートリアルとEPUB日本語文書対応Reading System実装ガイドラインは、日本語で読めるはじめての詳しい情報です。 ただし、両文書
集英社は自社のコミック作品をEPUB 3で配信開始した。ブックリスタ系の「Reader Store」で配信が始まっているほか、Booklive!でも3月9日から配信予定。EPUB 3コミックコンテンツの商用化は日本初。 電子書籍共通配信プラットフォームを提供するブックリスタは3月2日、集英社が提供するコミックを、電子書籍の国際規格「EPUB3」フォーマットで配信開始した。コミックコンテンツをEPUBで商用配信するのはYahooブックストアなどで事例が存在しているが、今回はEPUB 3で配信開始されている点が新しい。すでに同社がプラットフォームを提供しているソニーの「Reader Store」で販売されているのが確認できる。 配信が始まったタイトルは、3月3日から映画「ライアーゲーム 再生」が公開予定の『LIAR GAME』や、別冊マーガレットで連載中の『君に届け』、『JIN―仁― 』『RO
出版大手の講談社は20日、電子書籍事業を強化するため、著作者の許諾が得られたすべての新刊を、6月から紙と電子で同時刊行する態勢を取ると発表した。 同日の決算発表で明らかにした。2011年度(10年12月~11年11月)の売上高は前年度比0・3%減の1219億円。雑誌は同5・0%減の748億円と落ち込んだが、書籍は同5・0%増の279億円と持ち直し、当期純利益は1億6400万円だった。
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