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ブックマーク / blog.jma-net.jp (3)

  • 第4回「ひそかに進行するベイズ革命」

    ベイズの普及 先回までに、ベイズ統計は得られる情報によって事前確率を事後確率へと更新する実践的な方法であり、それは『事後確率∝尤度(ゆうど)×事前確率』(∝は比例を示す記号)で表現されることを紹介しました。 ここ10年の間にベイズ統計は大きく発展し広く利用されるようになりました。 しかし、「これはベイズで分析した結果だ」と表立って喧伝されることは少なく、どちらかといえばさまざまな問題にアプローチする際の下支え技術として、内部的に使われることが多いようです。 今回はそうした事例のいくつかをあらためて眺めておくことにします。 迷惑メール対策 ベイズ技術が使われている代表的な事例はメールのスパムフィルタでしょう。 スパムメールには特定の単語が含まれている場合が多いので、単純にそうした単語が出てくればNGだと決め付けても良いのですが、それでは正常なメールをはじいてしまう場合も出てきます。 ポール・

    第4回「ひそかに進行するベイズ革命」
  • 第2回「伝統的統計手法の限界」

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    第2回「伝統的統計手法の限界」
  • 第1回 「ベイズ思考のすすめ」

    はじめに かのビル・ゲイツ氏が「21世紀のマイクロソフトの基戦略はベイズテクノロジーだ」と述べたのは2001年のことです。ここ10年の間にベイズ理論は注目され、発展して、さまざまな分野で利用されるようになりました。 ただ、研究者や情報工学に携わる人たちを別にして、一般のマーケターからはまだ「ありがたそうだけど敷居の高いもの」と受け取られているのではないでしょうか。 思いっきり平たく乱暴に砕いてみたらどう言えるだろうか、というのが拙稿のテーマです。 ベイズ統計の誕生 ベイズ統計は250年も前にイギリスのアマチュア数学者だったベイズさんが発案し、彼の死後世の中に提出されました。 ところが、当時主流を形成しつつあった頻度論的推計学派から異端とみなされ、長く封印されてきました。いかに発想がおもしろくても厳密さに欠けるというのがその理由でした。今から思えば、ちょっとした視点の違いからくる近親憎悪と

    第1回 「ベイズ思考のすすめ」
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