早朝5時に目覚める。 外はまだ暗い。 そうなると不思議なもんでなかなか起きようという気が出てこないんだ。 夏なら絶対に布団から飛び出してるはずなのに。 もそもそと布団で粘り、5時10分に布団から出た。 お湯を沸かしてコップに注ぐ。 白湯になるまで冷ましたら、ゆっくりと飲み干す。 じんわりと体が起きてきたら弁当の準備を始める。 ガッツリと映えない弁当を作り、残り物で朝食を済ませる。 ほぼ完ぺきに近い朝の過ごし方である。 誰もいない会社につき、ゆっくりとニュースを見たりメールを見たり。 するといつもより早い時間に上司がやってくる。 「おはようございます。今日は早いですね」 上司はビニール袋を持って近づいてきて、 「おぅ。これやるよ。」 そう言って牛丼を渡してきた。 7時半である。 意味が分からずに理由を聞いてみると。 上司は早朝4時前に起床し、昨夜の深酒のせいかどうかは分からないが、無性に牛丼