秋が迫っていることを知らせる晩夏のハンブルグ決戦、それがバッテンフォール・サイクラシックだ。他のレースに比べると比較的歴史は浅く、初開催は1996年、自転車レースの中ではまだまだひよっこと言える大会だ。しかしその内容はハードでスパルタンなガチンコバトル、スプリンター能力の高いパンチャー中心とした激しいバトルが例年繰り広げられる。 4度のヴァーゼベルグの丘が選手たちをふるい落としにかかるが、勝利に飢えた猛者たちは先駆けなど許さず、ガッチリと食い込んでいく。そしてその激しい闘いの中でいつもながらのロングスパートを果敢に仕掛けるアレクサンダー・クリストフ(カチューシャ)の先制攻撃の一撃は、最後まで誰にも崩されることはなかった。追いすがったジャコモ・ニッツォーロ(トレック・ファクトリーレーシング」、そしてサイモン・ゲランス(オリカ・グリーンエッジ)らを振り切り、見事今シーズン14勝目、ノルウェイ
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