大会前からメンバーだけは豪華と言われてきた今年のブエルタ、しかしながら本来なら間違いなく優勝候補筆頭に真っ先に名が上がるアルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)とクリス・フルーム(チームスカイ)の2人がツールで骨折、そしてそこからの復帰ということもあり、”絶対的”優勝候補と口にする人は少なかった。手首骨折のフルームは早めに実戦復帰し、可能性はあったが、コンタドールにいたっては2度に渡る手術、そしてそれが自転車選手の生命線である膝ということもあり、出場さえ無理だと思われてきた。事実一度は出場しないとされていたのだが、突如として出場を宣言、しかもドクターストップを振りきっての無謀とも思える強行出場には、”選手生命を賭すのか?”との疑問と声さえ聞こえた。 アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ) 総合優勝 当初はコンタドール自身も、「前半はリハビリに専念してのんびりと走り、後半
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