2014/9/9 3:45 ブエルタ・ア・エスパーニャ 2014　第15ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第15ステージ選手コメント：「コンタドールとホアキンとはほとんど言葉を交わしてないよ。僕はどちらもあまり信用していないからね。」 プラジミズラウ・ニエミエック（ランプレ・メリダ）　　　ステージ1位 「2年前、僕がブエルタで逃げに乗った時は、一番最初に脱落してしまったからね。だから今回は同じ過ちを繰り返さないように、なるべく無理をしない走りを心がけたんだよ。タイム差が最大で10分を超えた時に、ようやくもしかしたら勝てるんじゃないかな？って思ったんだよ。この勝利は僕には大きいね。まだ来シーズンの契約が決まっていないからね。 アレハンドロ・バルベルデ（モビスター）　　　ステージ2位　総合2位 「今日は無難に走りきりたかったんだよ。無理をしてそのツケを払わねばならないよう

2014/9/8 3:34 ブエルタ・ア・エスパーニャ 2014　第14ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ選手コメント：「それにしてもブエルタの上りは一癖も二癖もあるよね。」 ライダー・ヘシェダル（ガーミン・シャープ）　　　ステージ1位 「第7ステージでは本当に調子良かったんだけど、落車してしまったからね。今日は勝ててよかったよ。信じられないね。今はこれ以上の喜びはないよ！とにかく結果が残せたことは最高だよ。」 「とにかく自分のペースで走ることを心がけたんだよ。相手に乱されたら元も子もないからね。勝てる自信はあったよ、モチベーションに満ち溢れていたからね。」　　 イマノール・エルヴィーティ（モビスター）　　　ステージ3位 「今日のステージはタフなステージだったよ。なかなか逃げが決まらなくて、正直そこまでにエネルギーを使いまくったよ。そうしたらいい人数が

2014/9/7 15:54 ブエルタ・ア・エスパーニャ 2014第14ステージ ブエルタ・ア・エスパーニャ第14ステージ：”モーター疑惑”のヘシェダルが激走勝利！激戦は蜜の味！フルームが遅れから一転逆襲！バルベルデは作戦裏目で失速！ ”もっともきつい”とも言われたカンペローナ決戦、逃げ集団によるステージ優勝争い、そして総合勢による総合順位争いよ言う二面性を持ったステージは、どちらも最後まで目が離せない素晴らしい展開となった。まずステージを制したのは先日のレースで落車したあとのバイクの偶然の挙動がモーター内蔵疑惑へと発展したライダー・ヘシェダル（ガーミン・シャープ）、残り300mを切ってからの大逆転で己の強さで勝てることを証明する快心の勝利を果たした。そして総合勢では激しいし掛け合いの末、この日も一旦は遅れたクリス・フルーム（チームスカイ）が渾身のアタックでライバル勢に対してタイムを削る

ダニエル・ナヴァーロ（コフィディス・ソルーションクレジッツ）　　　ステージ1位 「人生最大の勝利だよ。正直勝てるとは思っていなかったし、こんな日が来るとは思っていなかったよ。ビッグネームを抑えての勝利は格別だね。特に僕の得意とするタイプの上りではなかったからね。でもチームメイトたちのお陰で、完璧な形で勝負に出ることができた。だから一気に差を開いてそれを維持することができたんだよ。」 ダニエル・モレーノ（カチューシャ）　　　　ステージ2位 「みんなありがとう！できればステージ勝利を皆に届けたかったんだけど、それは又の機会ね。とにかく脚が棒だわ。」 アレハンドロ・バルベルデ（モビスター）　　　ステージ4位　総合2位 「他の選手たちに敬意を表するね。そしてそれが僕自身のモチベーションにもなり、自らの調子の良さを確認することにつながっているよ。明日も今日のように上手くこなせるといいね。と

総合上位勢が睨み合う中、完璧なタイミングで仕掛けた男は、最後の最後まで逃げ切りを果たしプロコンチネンタルの意地を世界に見せつけた。31歳のベテラン、ダニエル・ナヴァーロ（コフィディス・ソルーションクレジッツ）は総合上位を狙える選手でありながら徐々に順位を落としていたが、一矢報いるべくイチかバチかのロングアタックを敢行、見事賭けに勝ちステージ優勝を手にした。

2014/9/6 13:12 伝説はまだ終わらない！鉄人フォイクトアワーレコード挑戦へ 伝説はまだ終わらない！鉄人フォイクト、ロード引退も9月18日にアワーレコード挑戦へ！狙うは世界記録、ソセンカの49.7km！ 鉄人イェンス・フォイクトが今シーズン限りでの引退を決め最後のレースを終えたが、それでもまだ鉄人の伝説は終わらなかった。なんと今月18日に、ルール改正がなされたことで挑戦者が多く名乗りを上げているアワーレコードに挑戦するのだ。UCIがルール改正をして以降、シーズン中ということもありまだ正式に誰も挑戦してはいない。ただ現世界チャンピオンのトニー・マルティン（オメガファルマ・クイックステップ）やブラッドリー・ウィギンス（チームスカイなど多くの選手がその意志を示しており、それに先駆けて誰も予想していなかった男が挑戦を決めたのだ。 トレックとしてはツール前にファビアン・カンチェラーラの

2014/9/6 12:48 ブエルタ・ア・エスパーニャ　2014　第12ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第12ステージ選手コメント：「落車したところは皮が剥けて、そこが炎症を起こしているんだよ。そうすると痛いし、痒いし、寝られないし、シャワーは最悪だし・・・」 ジョン・デゲンコルブ（ジャイアント・シマノ）　　　ステージ1位 「2年前より全然いいよ（2年前も同じコースで勝利）。勝利のプレッシャーはあったけど勝てたからね。怪我のせいでベストではなくて、いつものパンチ力はなかったんだけどね。でも完璧なリードアウトのお陰でライバルたちに対して優位に立てたからね、結果完璧さ。」 「背後で音は聞こえたけど振り返らなかったよ。まあ振り返って物事が変えられるわけじゃないからね。ただ誰も怪我していないといいなと。最後の1kmは混沌としてたね。我先にと群がっている感じだったよ。」 「

20kmのコースを8周回というグランツールとしては極めて変則的なレースは、展開があまりない面白みに欠ける展開となった。多くの選手達が戦前から”今日のステージは脚を休められる第2休息日”と語るなど、総合系選手とそのアシストにとっては普段のステージと違い切迫感のないステージとなった。しかし勝負は勝負、始まってしまえばスプリント勝負を狙うチームにとってはレース終盤にいかに主導権を握るかという覇権争いがいつもながら激しく繰り返されるステージ、とても流暢に脚を休ませる暇などなかった。 何度となく繰り返されるコーナーが隊列を立てに引き伸ばし、そして最終コーナーでは予想通りの落車が発生、最大ライバルと思われたナセル・ブーハニ（FDJ.fr）、マイケル・マシューズ（オリカ・グリーンエッジ）の2人が足止めをくらいこの日が終了となった。僅か15人に絞られた集団は、明らかにジャイアント・シマノペースとなったが

2014/9/5 0:18 ブエルタ・ア・エスパーニャ　2014　第11ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第11ステージ選手コメント：「実は今年のジロのアルーの走りを見ていたんだけど、彼は若い頃の僕にそっくりだね。」 ファビオ・アルー（アスタナ）　　　ステージ1位　総合7位 「せっかくでられるんだからと思って万全の調整はしてきたけど、ここまで自分がやれるとは思っていなかったよ。今日はとにかく無駄なく走ることを心がけたよ。」 「とにかくその日その日をきっちりとこなしていくよ。それが自分では一番いいと思ってる。初めてのブエルタだし、一年間で2つのグランツールも初めてだし、全てが手探り状態だからね。だから目標は、できるかぎり最高の結果を残すこと、だね。」 アレハンドロ・バルベルデ（モビスター）　　　ステージ2位　総合2位 「もう気持ちは切り替えたよ。今まで何度もエースとし

ナイロ・キンターナ（モビスター）にとっては、僅か数日で天国から地獄となった。総合リーダージャージ、マイヨ・ロホを単独落車で失って僅か一日、今度は集団落車に巻き込まれ、まさかの骨折でブエルタを去ることとなってしまった。そんな荒れたステージは、総合勢にとってもサバイバルバトルとなった。そしてそんなステージを制したのはジロで大躍進を遂げたアスタナの新エース、ファビオ・アルー（アスタナ）だった。

2014/9/4 0:29 ブエルタ・ア・エスパーニャ　2014　第10ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ選手コメント：「途中無線でチームでの1−2が狙えると聞いて燃えたよ。」　「TTはきつい、簡単だとか、楽に走ったなんて言う奴は信用するな！」 トニー・マルティン（オメガファルマ・クイックステップ）　　　ステージ1位 「勝ててよかったよ。チームにとっても今大会初勝利だし、ウランも総合争いに再び食い込んだしね。それを考えると理想的な結果になったよ。」 「まだ次の目標は決まってないけど、とりあえずはウランの走り次第だね。まあそれ次第でどうアシストするかが変わるからね。」 「世界戦？勝ちたいね。」 リゴベルト・ウラン（オメガファルマ・クイックステップ）　　　ステージ2位　総合3位　 「このTTの為に準備してきたんだよ。世界最強のTTチャンプがチームメイトに

2014/9/3 17:52 改正道交法に伴い日本でもラウンドアバウト（ロータリー）が登場 日本でも遂にラウンドアバウト（ロータリー）が登場！改正道交法に伴い全国で運用が開始！軽車両の自転車もロータリーを走行できるのか？ 海外のレースではお馴染みのロータリー、別名ラウンドアバウト（ロータリー：環状交差点）はいわゆる信号のない円形交差点、速度を落とし、そして交通をスムーズに行うためのシステムだ。ロードレースではこのロータリーが勝負を左右することも多い。雨で濡れた路面では急激な自転車の左右への倒しこみや体重移動が落車を誘発、今年のジロ・デ・イタリアでは1ステージで約100名近い落車を引き起こしたのは記憶に新しい。そして時には大回りをしてしまい遠回りをする（レースの場合進行方向指定が交通法とは異なることがある）など、レースを面白くする一つの”ツール”となっている。 日本では面積を必要とするロ

2014/9/1 17:22 ブエルタ・ア・エスパーニャ 2014第9ステージ ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ：頂上決戦第1ラウンドでコロンビア旋風再び！大脱走のアナコナが総合4位！総合上位は大シャッフルの大波乱！キンターナがマイヨ・ロホを確保！ ブエルタ最初の勝負のステージ、その山岳ステージはたくさんのドラマが用意されていた。ここまでの灼熱のステージから一転、山岳に入ると選手たちと路面を濡らした雨が選手達の心理状況、そして物理的体調に影響を与えたのは間違いない。落車への恐怖と温度とに苦しめられた選手たち、そんなステージでまたしてもコロンビア旋風が吹き荒れ、前半から逃げ続けたウィナー・アナコナ（ランプレ・メリダ）が誰も予想しなかった見事な勝利をあげ、総合でも僅差の4位まで大きくジャンプアップを果たした。クリス・ホーナー（ランプレ・メリダ）が急遽未出走となったことで目的意識を失って

2014/9/1 1:05 ブエルタ・ア・エスパーニャ　2014　第8ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ選手コメント：「アシストしてくれたのはベンナーティじゃなくて、”蒸気機関車”だよ。（笑）」 ナセル・ブーハニ（FDJ.fr）　　　ステージ1位 「誰もが今日は横風を予測していたし、誰もがそれを避けるために集団の先頭にいようとしたんだ。僕はアシストのスープに守られてレース終盤踏みとどまったんだけど、最後ゴールまでのストレートでは出遅れてしまったんだ。残り300mで向かい風の中あえて自ら仕掛けたのは、この間みたいに先に仕掛けられて囲まれてしまうのを避けたかったんだよ。正直普段の僕の間合いではないロングスパートだったけど、でも脚の調子と相談していけると判断したんだよ。」　　 アレハンドロ・バルベルデ（モビスター）　　　総合1位 「正直いって何が起きてるかはわか

チーム創設以来初めてのグランツールに参加しているプロコンチネンタルの雄、MTNキュベカが遂に本腰を言れて大幅補強に動き出した。歴史が浅いながらも急成長を遂げ続けているチームは、明らかにスプリンターチームを目指していると思われる布陣を補強、そしてさらなる補強を進めようとしている。そしてこれは明らかにワールドツアーチームを目指していくという動きだと思われる。 今シーズントレックを駆るMTNキュベカは、すでに来シーズンサーヴェロとローターと契約を結んでおり、機材面でも万全だ。そこへ来て、まずはチームスカイのエドヴァルド・ボアッソン・ハーゲンを獲得。今シーズンは結果を残せていないものの実力派折り紙つき、環境が変わることで復活に賭けることになった。そして元MTNキュベカ所属であり、現在はスプリンターチームのジャイアント・シマノに所属しているレイナード・イェンス・ファン・レンズバーグのチーム復帰も決

2014/8/31 12:45 ブエルタ・ア・エスパーニャ　2014　第8ステージ ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ：スプリント勝負は俺のもの！完璧な距離感と飛び出しと靭やかさでブーハニが強力スプリンター達を粉砕！怪童サガンがお目覚めのステージ3位 先日はジョン・デゲンコルブ（ジャイアント・シマノ）の前に進路を確保できずにステージ2位に沈んだナセル・ブーハニ（FDJ.fr）だが、この日は今大会最強の面子が顔を揃えたスプリント勝負でライバルたちを一蹴、”今世界のスプリントキングは俺だ！”、そう主張するかのような豪快な走りで今大会ステージ2勝目を上げた。横風がレースを大きく揺さぶった展開の中でも、きっちりと先頭集団で淡々と走り続けた男は、最後もきっちりと結果で締めくくってみせた。

2014/8/30 22:44 ブエルタ・ア・エスパーニャ 2014第7ステージ選手コメント ブエルタ・ア・エスパーニャ第7ステージ選手コメント：「今日最後に仕掛けたのは、”僅か1秒、されど1秒”、そんな勝負になりそうな気がしているからさ。」 アレッサンドロ・デ・マルキ（キャノンデール）　　　ステージ1位 「今日は強い選手と逃げに乗ることができて最高の気分だったよ。調子は良かったし、それがさらに前向きな気持にさせてくれた。それが勝因だね。このレースには全くプレッシャーなく乗り込むことができた。個人的にもチャンスを活かして結果を残すことが目標だったんだよ。脚もよく回っていたし、いい感じで走ることができたよ。この勝利は人生最高の瞬間、トップ5には何度も入ることがあったけど、今日は完璧に僕の日だったね。」 「いつも何かが足りなかったんだよね。今日は完璧だったよ。」 「ギリギリまでヘシェダ