米Twitterの弁護士らは7月10日(現地時間)、同社の買収を取りやめると通知したイーロン・マスク氏の弁護士に対し、取りやめは無効だとするメールを送ったことが、11日に米証券取引委員会(SEC)に提出された文書で明らかになった。 マスク氏の弁護士、マイク・リングラー氏は8日にTwitterに送った書簡で、Twitterがプラットフォーム上のスパムアカウントの数を過小評価しており、実際の数を分析するためのデータ提供をしていないことは契約違反であり、それを理由に取引を終了すると主張した。 これに対し、Twitter側のWachtell, Lipton, Rosen & Katz法律事務所のウィリアム・サビット弁護士は書簡で、マスク氏の取引を終了するという動きは「無効で不法」であり、マスク氏は以前の合意に「故意に、意図的に、実質的に違反した」とし、「Twitterは契約に基づく義務に違反してい