〇衆議院では政府提案の審議は終わり、会期末に向けての終局モードとなりました。そのような中、今日の本会議で「ガザ地区における人道状況の改善と速やかな停戦の実現を求める決議」が採択されました。有志の会は会派として賛成しましたが、私はやむを得ず反対をいたしました。 まず、タイミングが致命的に遅い。ガザ地区の現状は、支援物資が届かず飢餓が進み、今なお多くの子どもや女性を含む一般市民が犠牲となる地獄絵図の状況となっています。もう遅きに失しています。年明け早々から、私はさまざまな超党派の議連を通じて、停戦決議案を国会で採択することを訴えてきましたが、自民党だけでなく、立憲民主党からも消極的な対応が続いてきたのです。 案文も、元々の決議原案に「イスラエルは、ハマス等によるテロ攻撃に対し、国際法に従って自国及び自国民を守る権利を有する」とわざわざ書き込むなど、露骨にイスラエル寄りの立場に立っていました。採