「経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく理由」@分裂勘違い君劇場 に関連して、昨日の続き。そもそも「成果」ってのがなにか、について。 「成果」の前提条件としての「分配」 手短に。次の二つのうち、どちらがビジネスとして成り立つかを考えよ。 とある金持ちの、肩揉みをする。 とある貧乏人の、病気の看病をする。 言うまでもなく、1は(金持ちが肩揉みをしてほしいと思っている限りで)ビジネスとして成り立つけれども、2は(この貧乏人が看病してほしいはずであっても)ビジネスとしては成り立たない。ビジネスとは、「金持ってる奴」のしてほしいことをすることによって成り立つものであり、「金持ってない奴」のためには、何をやってもビジネスにはなりえません。「貧乏人」のために働くことは、完全な、あるいは部分的な*1ボランティアによってしかなしえません。 で、「金持ってる奴」のしてほしいことを
絶好調を謳歌する鉄鋼業で、1つの事故が鋼材の安定供給に暗雲を漂わせている。 7月29日に起こった新日本製鐵発祥の地でもある八幡製鉄所(北九州市)の火災。2つあるコークス炉のうちの、1つのベルトコンベヤーから出火、31日には鎮火したものの、再開のメドが立っていない状況だ。30日には高炉の操業を再開したが、コークスの供給が追いつかず、鋼材生産に支障が出るか懸念された。 というのも、景気失速が喧伝されているにもかかわらず、鉄鋼需給は国内外共に逼迫中だ。かつて、神戸製鋼所が阪神淡路大震災で操業停止した際には、他社が代替生産を担ったりしたが、今回はそれも難しい。6月の粗鋼生産量は過去最高を記録しており、国内の製鉄所は他社も含め、どこもフル操業中なのだ。 そのため、たとえば鋼材の2割を八幡から調達している日産自動車九州工場は「約2週間の在庫があるので、すぐに影響はない」、トヨタ自動車九州も「1両
タモリさん声震わせ「私も作品」 赤塚不二夫さん葬儀2008年8月7日 印刷 ソーシャルブックマーク 赤塚不二夫さんの葬儀で弔辞を述べるタモリさんと参列する藤子不二雄(A)さん(右端)=7日午前10時40分、東京都中野区中央の宝仙寺で、代表撮影記帳、焼香するファンたち=7日午前、東京都中野区の宝仙寺、小林正明撮影 マンガ家の赤塚不二夫さんの葬儀が7日、東京都中野区の宝仙寺で営まれた。交流のあったマンガ家や芸能人、ファンらが「ギャグの神様」との別れを惜しんだ。 祭壇には穏やかな表情の遺影とともに「天才バカボン」「ひみつのアッコちゃん」などのキャラクターの絵が飾られた。ひつぎには、原稿用紙や鉛筆、愛猫「菊千代」との写真などが納められた。 弔辞を読んだのは、タレントのタモリさんやマンガ家の北見けんいちさんら。タモリさんは「あなたは生活のすべてがギャグでした。あるがままを肯定し、受け入れ、人間を重苦
藪下史郎先生の訳による注目作が出版されました。このブログでも何度かとり上げましたが、このクルーガーの本は経済学のできることが何なのか=経済学の意義と限界とはどこにあるのか、という問題を考える上でも非常に有益です。もちろん主題であるテロについてもその現状、原因、予防を考える上で示唆的です。 テロの経済学 作者: アラン・B・クルーガー,藪下史郎出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 68回この商品を含むブログ (18件) を見る この本に関連して拙著『不謹慎な経済学』でも序文において、以下のように触れていますのでご参照ください。 :クリューガーの疑問も同じだった。彼は国際機関で利用できる公的データやアンケートなどから、どうして人はテロリズムに走るのかを証明してみせようとした。そしてブッシュ政権を始めとしたて「テロとの戦争」派
いやー、Googleストリートビューすごいっすね。正直たまげました。 ストリートビューに対する平均的な反応ってたぶん「すっげーー!!! でもちょっと不気味だな…」ってとこだと思うんですが、個人的には完全に後者です。やれやれ、今度のインデックス対象は三次元空間ですか。人類の進歩と調和の前には個人が被る不利益は無視ですか。今回はなにか踏み越えちゃった感がありますね。すごいよ、Google。キモいよ、Google。 で、そんな気分を当然共有できていると勝手に思い込んで彼女に話をふったらこれが全然通じない。どうも「Googleキモい」ってのが感覚としていまいちピンとこないそうな。 「なんでGoogleがダメなの? 便利じゃん」 「単なる一企業が、技術と金にものいわせて、世界を変えてってる現状に漠然とした恐怖を感じたりしない?」 「技術変革で生活が変わるのはいつの時代でもそうだよー」 「じゃなくても
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