神戸市北区のJR福知山線道場(どうじょう)駅で、通過中の快速電車の先頭車両とホームからダイブした男性(23)が衝突。男性がその勢いで運転席内に飛び込む事故のあったことが13日、分かった。普通なら即死のケースだが、男性は頭部を負傷し、重傷だが意識はあるという。電車は当時、時速50キロ以上は出ていたとみられ、一報を受けたJR西日本でも「こんな話は聞いたことがない。奇跡的」と驚いている。 料理の鉄人といえば『道場(六三郎)』。人身事故が起こった駅も『道場』。なんの偶然か、そこにもやはり“鉄人”がいた。 兵庫県警有馬署によると、12日午後8時40分ごろ、JR福知山線の道場駅で、ホームにいた男性と、通過中の福知山発大阪行き快速電車(6両編成)が接触した。 衝撃で先頭車両中央部にある「貫通扉」と呼ばれる、連結した際に車両間を行き来できるようにするドアが壊れ、男性が運転台に飛び込んできた。 仰天した運転