茅ケ崎市の菱沼海岸で30日朝、クジラの死骸が見つかった。死後数日以上経過しており、解体されて標本にされる予定という。 県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田)によると、漂着していたのは小型のクジラ「オガワコマッコウ」。今年3月にも小田原市内の酒匂川河口付近で、オガワコマッコウの子どもとみられるクジラの死骸が打ち上がっているのが見つかっている。 今回発見されたのはオスで、体長は約2メートル50センチ。死因や地震との因果関係は不明という。 同博物館や横浜・八景島シーパラダイスの学芸員らがクジラをその場で解体。今後、標本にするという。