オープンデータの活用を積極的に推し進める神戸市では、職員および市民のデータ活用リテラシー向上を目的とする研修「神戸市データアカデミー」を開催。第1弾として課長級職員を対象とした研修を行い、対象となる730名が全員参加した。 今回の狙いは、現在のオープンデータや神戸市の活動について庁内全体で情報を共有し、市民からの協力要請に対応できる体制を整えることにある。オープンデータの基礎を学ぶ必須講座と3つの選択講座で構成され、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室の犬童周作参事官、佐賀県元最高情報統括監(CIO)の森本登志男氏、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの庄司昌彦主任研究員が講師を務めた。対象職員は6回の開催中いずれかに参加せねばならず、どうしても参加できない場合はビデオ受講を行った。 「自治体内でのデータ活用の重要性について」というテーマで講演が行われた。犬童氏は、オープンデ
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