あなたは「リーダーシップ」を「行動」として捉えていますか? それとも「現象」としてとらえていますか? ・ ・ ・ 朝っぱらから「ヘンチクリンな問い」から始まりましたが、これら「2つ」にはかなり大きな差があります。 もっとも伝統的で支配的なのは、「リーダーシップ」を「個人の行動」として把握する「行動としてのリーダーシップ論」です。 ▼ 「行動としてのリーダーシップ論」は、リーダーシップとは「個人の行動」に由来すると考えます。よって、その理論は、おおよそ、下記の3点を実行します。 1.まずは、過去のリーダー個人の行動をまずは分析し、 2.どういう行動が、めざす効果性を持ちうるかを弁別し そのうえで、 3.これからのリーダー個人に、1と2で見いだした効果的行動を習得させること をめざします。 伝統的で、かつ、支配的で、今もかわらず人口に膾炙しているのが、この「行動としてのリーダーシップ論」です。