東京大学理学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。戦略系コンサルティングファーム、外資系メーカーを経てグロービスに入社。累計160万部を超えるベストセラー「グロービスMBAシリーズ」のプロデューサーも務める。 著書に『グロービスMBAキーワード 図解 基本フレームワーク50』『グロービスMBAキーワード 図解 基本ビジネス分析ツール50』『グロービスMBAビジネス・ライティング』(以上ダイヤモンド社)、『MBA 問題解決100の基本』『MBA 生産性をあげる100の基本』『MBA 100の基本』(以上東洋経済新報社)、『テクノベートMBAキーワード70』『[実況]ロジカルシンキング教室』(以上PHP研究所)、共著書に『グロービスMBA経営戦略』『グロービスMBAマネジメント・ブック』『グロービスMBAマネジメント・ブックII』(以上ダイヤモンド社)、『ビジネススクールで教えている 武器
最終回の第5回目は、相手を効果的に誘導する魔法の言葉として有名な『アズ・イフ・フレーム』を紹介いたします。 人にはそれぞれ「先入観」とか「固定概念」みたいなものがあります。たとえば「営業」に関する事柄で、多くの人が抱いてしまっている間違った先入観は「キツイ」です。いまだに「営業はキツイ」などと言う人がいますが、それは真実でしょうか。もちろん真実ではありません。 業界によっても、会社によっても、そして個人の受け止め方によっても、「キツイ」かどうかは変わります。製造の仕事がキツイと思う人も、物流の仕事をキツイと受け止める人も、経理の仕事をキツイととらえる人もいるのです。これと同じです。 しかし、強固な先入観を持っている人に理屈で対抗しても、新しい世界観を受け入れてはくれないかもしれません。そこで「アズ・イフ・フレーム」という技術を使います。 今回も、まず「悪い営業会議」の事例をストーリー形式で
先進国の多くが本格的な高齢化社会を迎えるなか、企業にとっても高齢者の労働力をいかに活用するかが、いよいよ重要なテーマとなってきた。そんななか、米国に、80代、90代の高齢者を積極的に雇用しながら、高い生産性を維持し、成長を続けているユニークな会社がある。スレンレス製のニードルやチューブなど特殊部品を製造するヴァイタニードル社(マサチューセッツ州ニードハム)がそれだ。なんと従業員48人の約半数が65歳以上の高齢者で、中間年齢は74歳だという。 最高齢者のローサ・フィネガンさん(99歳)は、「この職場がなかったら、ここまで長生きできたかどうかわからない。ここに来れば多くの高齢者に会えていろいろな話ができ、愚痴なども聞いてもらえる。最近は目と足が少し悪くなったが、それでも会社は私にできる仕事を用意してくれる。私を必要としてくれる限り、100歳を過ぎても働き続けたい」と話す。 「体力や視力が低下し
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