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2015年4月13日のブックマーク (3件)

  • 日本と欧米のアートシーンの違いから考える、アートの仕事の今 | CINRA

    アートの仕事に就く。学芸員やギャラリスト、インディペンデント・キュレーター、パブリッシャー、ジャーナリストなどさまざまな仕事はあるけれど、「どうすればなれるのか?」と問われると明確な道筋を答えるのは難しく、一般的に「アートの仕事=狭き門」というイメージは強い。 だが、当にそうだろうか? セカンドワークやワークシェアなど、多様な働き方が生まれつつある現代、アートの世界でもスキルや職業のバリエーションは広がりつつあるように思う。たとえば全国で芸術祭や地域のアートプロジェクトが増加していることも、アートの仕事が多様化した1つのあらわれとも言えるかもしれない。 NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ(以下、AIT)が運営する現代アートの学校「MAD(Making Art Different―アートを変えよう、違った角度で見てみよう)」は、そんなアート業界に多くの卒業生を輩出しつつ、今年で15年

    日本と欧米のアートシーンの違いから考える、アートの仕事の今 | CINRA
  • 世界各地のフェスに出た「渋さ知らズ」に訊く、良いフェスの条件 | CINRA

    『フジロック』がスタートしてから、もう少しで20年。現在では大小さまざまな規模のフェスやイベントが全国各地で開催され、それはもはや「文化」と呼ぶに相応しいレベルで、日に根付いたと言っていいだろう。そんな中、2005年にスタートした都市型フェス『SYNCHRONICITY』が、今年で10周年を迎える。ライブハウスを舞台にした都市型フェスというのは、大規模な野外フェスなどに比べると、スタートのハードル自体はそこまで高くはないかもしれない。しかし、その分競争は激しく、明確なビジョンを持っていなければ、継続が非常に難しいものでもある。その点、『SYNCHRONICITY』は「CREATION FOR THE FUTURE」をテーマに掲げ、音楽のみならず、さまざまな芸術の要素が混ざった唯一無二の空間作りを目指すことで、多くの人から愛されるフェスへと成長を遂げ、10年という歴史を刻んできた。この事実

    世界各地のフェスに出た「渋さ知らズ」に訊く、良いフェスの条件 | CINRA
  • 世の中から「芸術」が見放されないために、公立劇場の危険な戦い | CINRA

    演劇祭と名のつくイベントは日中にあふれているが、静岡県舞台芸術センター(以下SPAC)の『ふじのくに⇄せかい演劇祭』のような成功例は稀だ。芸術総監督・宮城聰が中心になってプログラムする作品は、「超一流」ではあっても「権威」ではない、「話題」にはなっても「話題作り」ではない国内外の刺激的な作品たちで、GWにかかる開催期間中は全国から多くの観客が詰めかける。 今年の同祭のテーマは「さっ、出かけましょ! 空気を読まなくていい世界へ」。明るいトーンの呼びかけの裏には、昨今の日に対する宮城の危機感が込められている。宮城と、同祭で初となる移動型の演劇作品『例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるか知っていたとする』を作るアーティスト、鈴木一郎太と西尾佳織の三人に、空気を読まずにすくい取ろうとしている大切なことを聞いた。 僕も含めて芸術をやっている人は、どこか「世の中の役に立ってないかもしれ

    世の中から「芸術」が見放されないために、公立劇場の危険な戦い | CINRA