1.全邦訳著作 邦訳出版年順。 笹岡靖訳、『キリストの死と復活の意味』(Making Sense of the Cross)、いのちのことば社、1995.4(1992)、143頁、1300円。 アリスター・マグラスと表記。信徒向け。戦場や病院などのイメージを用いて十字架の場面を思い描くことを通して、十字架がもっている、今の自分のあり方に変化を与える恵みの豊かさを解き明かす。 島田福安(しまだ・たかやす)訳、『キリスト教の将来と福音主義』(Evangelicalism and the Future of Christianity)、いのちのことば社、1995.8(1993)、306頁、3000円。 アリスター・マグラスと表記。タイトルの「福音主義」が指すものは「福音派」にかなり近い。福音派の性格をしっかり見極めながら、歴史的起源、根本主義の問題、特徴、長所と短所などよく書かれている。福音派と