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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (29)

  • 86. オタク文化と戦後モダンアートの遺伝子。:日経ビジネスオンライン

    日直のボウシータです。お暑うございます。 前回、1970年には勅使河原宏や岡太郎などの戦後モダンアートと昭和40年代特撮怪獣ドラマが兄弟だった、という話をした。 たとえば、1960-70年代に円谷プロ制作の特撮怪獣ドラマでウルトラマンやウルトラ怪獣や各種メカのヴィジュアルを生み出したデザイナー成田亨は、1950年代から活躍する彫刻家であり、また「太陽の塔」(1970)の内側の「生命の樹」をデザインした美術家でもある。 いろんなものを無節操に呑み込んでいくのが、サブカルチャーの強みだ。

    86. オタク文化と戦後モダンアートの遺伝子。:日経ビジネスオンライン
  • Vol.3 本当に「死にたい」、でもそれは病気が思わせているだけ!:日経ビジネスオンライン

    またまた「下山論プロジェクト」へようこそ。よその部署に勝手な企画を継続中の編集Y(@日経ビジネスアソシエ)です(ツィッターはこちら)。 さて今回、内容が大変キツいです。筆者の「うあがりOL」さんと「コレはどうなんだろうね、読んだら気分がメゲないかしら」と相談を重ねました。「でも、この話を明るく楽しく書くって、もう超絶な才能の作家さんでもないと無理」「そりゃそうだ…」。 才能もなく作家さんでもない私たちは潔く諦めました。 でも、当の話ですし、ちゃんと「出口」も付けました。 あえて論の比喩でいけば、ここで語られている様々な方の体験は、「下山」の途中で出くわす、雪崩のようなものかもしれません。といいますか、人の頭(論理、立場)がどうしても下山できないでいるときに、雪崩が起こって無理矢理下へ押し流されてしまう、それが、この辛い経験なのではないでしょうか。 「うつの湯」をあがれば、新しい道が見

    Vol.3 本当に「死にたい」、でもそれは病気が思わせているだけ!:日経ビジネスオンライン
  • 口蹄疫、「生き地獄」の現場から:日経ビジネスオンライン

    口蹄疫(こうていえき)――。牛や豚、羊、ヤギなど蹄のある動物に感染する、ウイルス性の病気である。家畜が感染すると、発熱や口にできた水ぶくれなどの症状によって餌がべられなくなり、肉量や乳量を激減させる。非常に伝染力が強く、蔓延を防止するためには、発生した農場で飼育された家畜はすべて殺処分するよう、法律では定められている。 家畜農家を震撼させるこの伝染病が、今年4月、宮崎県で見つかった。最初の感染が確認された都農町から、隣接する川南町、えびの市へ広がり、約4週間たった現在も、一向に収束する気配が見えない。 現場では一体、何が起きているのか。最前線で対応に当たる宮崎県川南町役場の河野英樹氏が、発生から現在までに至る経緯をまとめた手記をご覧いただきたい。(5月16日までの状況。蛯谷敏=日経ビジネス記者が再構成した)。 何気ない電話のやり取りで始まった 口蹄疫発生の日から25日以上が経過した。今も

    口蹄疫、「生き地獄」の現場から:日経ビジネスオンライン
  • 他人事ではない100人の『転落』 ~30代独身者はホームレス予備軍?:日経ビジネスオンライン

    15年間、「定点観測」したのは、新宿中央公園だった。 観測対象は、ホームレスである。 バブル崩壊後、当時まだ短編映画のカメラマンをしていた著者(現フリーライター)は西新宿に通い始めた。この公園を中心に都内の300人以上のホームレスを取材するために。書にはそのうち100人分の「現在に到る」までの来歴が載っている。 日雇いの仕事で稼ぐと、お金は酒やギャンブルに消え、なくなれば借金。家族にはそっぽを向かれ、行き着く先は路上の人。 これが、これまでの典型的な「最底辺」への落ち方だった。全体に低学歴の人が多く、最後は自らホームレスになろうとしてなったフシもある。学歴はともかく、酒やギャンブルへの依存や社会保険未加入など自業自得と言われてもしかたないところも目立つ。 ところが、今は自分の失策ではない、不可抗力でホームレスに転げ落ちる人が多いという。 きっかけは上司との軋轢 東大卒の高学歴者や、元一流

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  • 日本は「木の文化の国」という“ウソ”:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日は「木の国」「木の文化」と言われ、誰もがそう信じてきた。全国各地に存在する神社仏閣や古民家などの木造建築は、世界にも類を見ない文化遺産であり、まさに日の木の文化の象徴そのものである。これに対し欧州では基的に歴史的建造物は石造りであり、日と対比させれば、石の文化ということができるだろう。 これはいわば一般に言われている常識ともされているものだが、常識が必ずしも真実というわけではない――。 途切れた日の木の文化の過去は確かに木の文化だったと言えるが、果たしてそれが現代にも継承されているかどうかは別問題である。 日で木の文化を強調する時に必ず引用されるのが、住宅の木造比率が高いことだろう。実際、住宅の木造比率は4割を超え、戸建て

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  • 015|『本質か、現象か』、何を信じるのか? 「いいえ」を教えるドイツ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ドイツに長く暮らし思ったこと。街や人の暮らしがシッカリと大地に根をおろして築かれている。建物もクルマもモノも、すべてが日よりも重く深く感じられるのです。 物理的な重量もさることながら、そこに流れる精神的な重みは一体どこから生まれるのか。デザイナーとして、そして人間として、その「重み」を探ることは私にとって大きなテーマになりました。 欧州の人間は基的にタフです。個人主義と言ってしまえばそれまでですが、長く続いた戦いの歴史の中で人が人を信用できなくなり、信じられるのは自分だけになったのかもしれません。常に自分が中心。あくまでも自分の考えを主張します。そう簡単に周囲に惑わされることはありません。 ドイツ人の友人宅に遊びに行った日のことです。奥さ

    015|『本質か、現象か』、何を信じるのか? 「いいえ」を教えるドイツ:日経ビジネスオンライン
  • 彼女は追いつめられ、“命”を削るまで働いた:日経ビジネスオンライン

    「お父さん眠れてる?」 そう聞かれて、あなたなら何と答えるだろうか。 今月は、内閣府が取り組んでいる「自殺対策100プラン」のひとつである「自殺対策強化月間」。新橋の駅前でサラリーマンに、「お父さん眠れてる?」と書かれたチラシ入りのティッシュを配る福島瑞穂内閣府特命担当大臣の映像をニュース番組などで見た人も多かったことだろう。 「眠れてますか?」 「いやぁ、最近寝つきが悪くて…」 「何か心配ごとがあるんですか?」 「まぁ、いろいろとね……」 「ひとりで考え込まないで、相談してください。24時間受け付けています。もし、資金繰りに関する相談でしたら、債務相談ダイヤルもありますから、かけてくださいね」 「眠れてますか?」というフレーズは、自殺者の多くがうつ病を事前に発症し、眠れないことがうつのサインであることから考えられた。 眠れないときには、うつ病の疑いを。 眠れないほど悩んでいるときには、相

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  • モザイク型地域自給圏をつくる:日経ビジネスオンライン

    50年前の卓は今と比べると、はるかに質素なものだったと思います。一般家庭には、冷凍庫はもちろんのこと、冷蔵庫も今ほど普及はしていませんでしたから、暮らしの場からさほど離れていないところで生産されたものが、日々卓に上っていたのでしょう。 現在では日どころか世界中の材が手に入り、とても豊かな生活のように思えます。ところが、私たちが口にする野菜などは栄養価が大きく劣化しているのです。たとえば50年前と今のピーマンでは、ビタミンCを始め、各ビタミンの含有量がずいぶん少なくなっています(女子栄養大出版部『品成分表』2訂~5訂より)。 なぜこのようになったかというと、昔はすべて堆肥で作物を作っていましたが、農薬や化学肥料によって土が疲弊していったからです。かつて農家には農耕用あるいは用に豚や牛、鶏がいましたが、今ではほとんど見かけなくなっています。それらは村や土から離され、工場型の畜産に

    モザイク型地域自給圏をつくる:日経ビジネスオンライン
  • スポーツ自転車は、必需品か、一過性か:日経ビジネスオンライン

    人物紹介 菊地 眞弓:レースクイーンやミスコン荒らしなど「バブルでGO」を満喫した20代を経て、今や贅沢に飽きてほとんどモノを買わなくなったアラフォー女子 WITH三波 毒夫:流通の現場に出向き、同業者や取引先と情報交換するのが3度のメシよりも好きと言う謎の中年男。「WITH」は、「お客様とともに」を意味する たまたま出会った2人が「世の中に、気づき・幸せ・役立ちを与える」で意気投合。今日も流通の最前線を歩きます。 菊地 眞弓(以下、菊地) 今、スポーツ自転車の購入を考えています。実は、秋の体重増量スパイラルにはまっていて。「自転車ツーキニスト」(自転車で通勤する人。自転車文化の評論家である疋田智氏の造語)を実践しようと思っています。 WITH三波 毒夫(以下、三波) 僕は、1999年に映画「メッセンジャー」が公開されるなど、マウンテンバイクブーム真っ盛りの時に発売されたスポーツ自転車「キ

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