平成22年度の予算で建造中だった22DDHが、晴れて「いずも」の名を与えられて進水しました。 いずもは、海上自衛隊史上最大の艦船となります。全通甲板を持つという点では、ひゅうが型(基準排水量13,950トン、全長197m、全幅33m)も同じですが、いずもはこれよりさらに大型化(基準排水量19,500トン、全長248m、全幅28m)しました。進水式の映像を見ると、かなりな存在感ですね。 能力としては、14機のヘリコプターを搭載可能で、対潜戦(ASW)に強みを持ちます。また、500名もの人員輸送能力を持ち、災害時には大きな役割を果たすことが期待される多目的艦でもあります。 さて、いずもが進水する一方で、中国では先頃から国産空母の建造開始のニュースが伝えられています。 中国、国産空母の建設開始か 上海で、香港紙報道(共同通信) 【香港共同】6日付の香港各紙は、中国上海市の長興島の造船所で、中国軍