携帯電話大手3社が、通話とデータ通信を合わせて月額5千円以下の割安な料金プランを4月以降に導入することが7日、分かった。ソフトバンクは同日、通話と1ギガ(ギガは10億)バイトまでのデータ通信が利用できる月額4900円(税別)の料金プランを発表。またNTTドコモは家族向け料金プランにデータ通信量の少ないプランを新設する。KDDIも割安な料金プランを新設し、今夏までに導入する見通しだ。 現在、大手3社は通話とデータ通信容量が2ギガバイトの定額プランを月額6500円の横並びで提供している。安倍晋三首相の指示で、総務省が昨年12月、携帯料金引き下げや販売奨励金の適正化を要請したことを受け、ドコモとKDDIも1月中に発表する予定だ。 ソフトバンクの新料金プランは、データ通信容量が1ギガバイトまでで月額2900円。1回5分以内の国内通話がかけ放題となるプランと組み合わせると、合計で月4900円(同)と