開会式の演出メンバーは、当初、映画監督の山崎貴氏、狂言師の野村萬斎氏、映画プロデューサーの川村元気氏らでスタートした。 だが、新型コロナの影響による開閉会式の簡素化など状況の変化もあり昨年12月には野村氏が“降板”。週刊文春によると右往左往する背景には内部での派閥争いもあったという。人気音楽ユニットperfumeなどの演出振り付けを行っている演出の中心人物だったMIKIKO氏が、途中からパラ担当から五輪担当になった佐々木氏に“排除”された動きや、IOCに評価されたMIKIKO氏の企画を佐々木氏が“乗っ取った”などの問題行動があったことも週刊文春は報じている。 MIKIKO氏は、昨年11月にメンバーを去ることになったが、組織委員会に提出された辞表を週刊文春は入手。MIKIKO氏は、その中で辞任に至った問題点を指摘していて、現在、MIKIKO氏の企画は、佐々木氏により白紙に戻されたという。また