1957年生まれ、大阪府出身。料理研究家。大学卒業後、スイス、フランス、大阪で料理修行。土井勝料理学校講師を経て92年に独立。「おいしいもの研究所」代表。十文字女子大学特別招聘教授、甲子園大学客員教授など。和食文化を未来に繋ぐための「和食の初期化」、持続可能な家庭料理のスタイルを提案。家庭料理を楽しみにするきっかけを作ったことが評価され、2022年文化庁長官表彰を受賞。著書に「土井善晴の素材のレシピ」、「一汁一菜でよいという提案」、「料理と利他」「ええかげん論」(共著)ほか多数。NHKでは『きょうの料理』に1987年から出演、ほか多数。