まずはひとつ、足がかりになる文献を見つけよう。条件は、真っ当な参考文献リストがついていること。 その方法のひとつを、Googleで片付かない捜しものチートシート 読書猿Classic: between / beyond readers に書いた。 参考文献リスト付きの文献がみつかったら、それを足がかりにして、次の3つの「たぐりよせ」を用いる。いずれも初歩的、基本的なものだが、組み合わせることで(原理的には)、相互参照のネットワークに連なるあらゆる文献をたぐり寄せることができる。 (1)今,手にしている文献が、引用したり、参考文献リストに載せている文献を入手する。 探すべき文献は、参考文献リストに、著者名、論文名や書名、論文なら掲載誌や掲載書、発行年などが明示されている。これだけ書いてあれば、データベースなどで所在を確かめることも容易である。 したがって、これはもっとも初歩的な「たぐり寄せ」
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