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2008年10月24日のブックマーク (6件)

  • 第44回:“No”と言わせないプレゼンの技術:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    仕事柄、何百回、いや、もしかしたら千回以上プレゼンをやってきたかもしれません。おかげで、自分なりに「プレゼンテーションとはこういうものだ」を体得することができました。 一言でいえば、「プレゼンテーションの主役は相手である」。これに尽きます。 ある会社の「スローガン」をプレゼンしたときのことです。広告コピーを開発するうえで、最も難しいのが、スローガン。いわゆるキャッチコピーと違い、会社のビジョンを端的に表さなければなりません。しかも、3年、5年、ときには10年と長く使う。おまけに、クライアントからの注文も多い。カッコいいのがいい、英語がいい、耳触りのいい言葉で、などなど。仕事とはいえ、あまりの身勝手にムッと来るときもあります。 そのケースも同様で、なかなかの強敵でした。プレゼンには、社長以下20人は出席していたように記憶しています。これから、ブランドイメージを一新して、勝負をかけようという時

  • 20年前の「17歳」と何が変わっただろう ~写真家・橋口譲二【後編】:日経ビジネスオンライン

    橋口譲二(はしぐち・じょうじ) 1949年、鹿児島県生まれ。1981年、路上に集まる若者をとらえた「視線」でデビュー、以来一貫して人間の存在を見つめるドキュメントを発表し続けている。作品に『17歳』『Father』『Couple』『職 1991~1995』『夢』『子供たちの時間』『17歳の軌跡』など。作家活動と並行して2000年より、カメラという身近な道具を使って自分の感情を発見し、表現する喜びを共有するワークショップや、ポートレイト写真と朗読を合わせた試み「スチルムービー」を国内外で行うなど、社会を意識した活動を続けている。ワークショップ活動を継続させるため、2003年にはNGO組織「APOCC」を創設した。 「だいだい一時間ぐらいですね、話を聞くのは」 ── 「一緒に住んでいる人」「今朝の朝」「好きな音楽」「最近読んだ」「今まで行った一番遠い所」。用意されている質問が、この5つとい

    20年前の「17歳」と何が変わっただろう ~写真家・橋口譲二【後編】:日経ビジネスオンライン
  • 日本の街並みはなぜガチャガチャしているのか~『建築史的モンダイ』 藤森照信著(評:山岡淳一郎):日経ビジネスオンライン

    建築は「ひと」のためにある、と思っている。 その建物を使うひと、住むひとが、建物(空間)と「しあわせ」な関係をつくれるかどうかが建築のテーマだとわたしは勝手に決めつけている。だからどんなに著名な建築家の「作品」であろうが、築後十数年で雨漏りだらけで年間の維持管理費34億円、気で修繕したら1000億円以上かかるといわれる「東京都庁舎」は、美しいと感じない。 もちろん、建築のデザイン、フォルムの美は大切だと思う。優れた建築家が、「表現」にこめたエネルギーには鳥肌が立つ。だが、大きな権力や資が背後にあってこそ可能な公共建築を作品と呼ぶ傲慢さには首を傾げる。まずは社会の「器」ではないのか。 と、現代建築には懐疑的なので、有名なセンセイの建築論は読まない。読み始めても、妙な専門用語と恣意的な言い回しの連続につきあいきれず、を閉じる。 数少ない例外のひとつが、藤森照信氏の一連の著作である。十数年

    日本の街並みはなぜガチャガチャしているのか~『建築史的モンダイ』 藤森照信著(評:山岡淳一郎):日経ビジネスオンライン
  • 世界最速を極めるエンジニア魂:日経ビジネスオンライン

    自動車レースの最高峰であるフォーミュラワン(F1)。世界最高速のマシンを作り上げる技術チームのマネジメントはどのように行われているのだろうか。チームの力は予選タイムや決勝レースの結果となって如実に表れる。また、レースごとに改善点がうまくフィードバックできてマシンの性能が上がると、それは後半戦の成績となって表れてくる。 INGルノーチームは、かつての年間王者フェルナンド・アロンソが、10月12日のシンガポールGP、10月19日に富士スピードウェイで開催された日GPと連勝して、年間ポイント上位のフェラーリとマクラーレンを上回るパフォーマンスを示した。 グランプリ連勝を成し遂げるマシンはどのような“技術経営”を行う戦略集団から生まれるのか。INGルノーチームの技術系トップとしてチームを支えるパット・シモンズ氏へのインタビューをもとにして、「世界最速を極めるチームマネジメント」をテーマに今週と次

    世界最速を極めるエンジニア魂:日経ビジネスオンライン
  • ノーベル賞と戦時巨大科学の暗闘(下):日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン (前回から読む) 友人のV.Bは夫婦で世界銀行のエコノミストをしていますが、実は元来、旧ユーゴスラヴィアの共産貴族の師弟でした。 というより、チトーと共に戦った救国の英雄の息子で、凄まじいエリート教育を受けた有為の人材で、冷戦末期から欧州~米国で巨大企業に勤務していましたが、チトーの没後、身の安全も考慮して夫婦ともに世銀に移りました。奥さんは、今私たちが使っているインターネットの基プロトコルを作ったシステム・エンジニアの1人ですが、現在は世銀のエコノミストとして開発経済投資の評価をしています。 B夫のように国境、というより東西の壁まで跨いで、国際経済システムの安定化と持続的な成長の問題に取り組む、凄まじく優秀な頭脳と強靭な胆力の持ち主が、

    ノーベル賞と戦時巨大科学の暗闘(下):日経ビジネスオンライン
  • それを個性とはよばない - 北烏山だより

    中学で国語を教えていたころ、時折、保護者から言われた。 「うちの子は個性的なので、先生の読みとはちがっていて、テストで○がもらえなくて」 そのたびに、それは個性とはよばないのです、誤読しているのです、と思った。 いうまでもなく、ここで言っている「先生の読み」とは、 この作品はここで感動しなくちゃいけない、とか、 ここからこういう道徳的な価値を見出さなくちゃいけない、という話では断じてない。 この作品は、当然、こう読めなくてはいけない、ということは、 たとえ文にハッキリ書いていなくても、厳然としてある、とわたしは思っている。 そこのところが読み取れていない、ということは、 国語力、読解力が不足している、ということなので、 そこでとんちんかんなことを言うのは、「個性」でもなんでもない。 そういう部分に対して、 「なるほど、おもしろい見方だね」と言って肯定していくことは、教育ではない。 それが

    それを個性とはよばない - 北烏山だより