漬物と言えば、漬物樽に重石が乗っている姿をイメージする方も多いはず。 秋田県湯沢市の雄勝地区では冬の時期になるとそのイメージを覆す漬物作りの風景を見ることができます。 いぶし小屋と呼ばれる小屋から煙が登り、なんとも言えない香ばしい香りがあたりを包みます。 昭和38年創業の雄勝野きむらやはこの焚き木干し沢庵の製法を確立し、"いぶりがっこ"という名前を名付けた生みの親です。 「いぶりがっこと言えばきむらや、その味を広めたい」。と、力強く語るのは三代目の木村吉伸さん。 今回は一度食べたらやめられなくなるいぶりがっこの魅力を伺いました。 いぶりがっことは 最近では居酒屋のメニューで見かけることも増えてきたいぶりがっこの文字。 がっこという可愛らしい響きは秋田弁で漬物を表す方言です。 もともとその香りの良さから「雅香」と言われたのががっこの語源という説もあります。 つまり、いぶりがっことは燻した漬物
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