渋谷や恵比寿と比べて地味な存在だった目黒が、様変わりしつつある。JR山手線など4路線が乗り入れる目黒駅の至近で大規模な再開発が進み、周辺の都市機能が大幅に増強される。 駅至近に高級タワマンと超高層オフィス 進行中の再開発は、目黒駅東側で遊休化していた都営バスの目黒営業所跡地など約2.3haを対象とした目黒駅前地区第一種市街地再開発事業。目黒通り沿いにオフィス、その南側にツインタワーの住宅と、高さが約140m級の計3棟を建設するもので、2017年11月に竣工予定だ。総事業費は約814億円。拡幅予定の都道などを除いた敷地面積で約1.7haという規模だ。設計・施工は大成建設と竹中工務店のJV。