タグ

2018年7月30日のブックマーク (1件)

  • 「バックウオーター現象」の連鎖で氾濫拡大

    「平成30年7月豪雨」で、50人を超える死者が出た岡山県倉敷市真備町。高梁(たかはし)川水系の高梁川の支流である小田川などの決壊によって被害が拡大した。被災直後から決壊の要因として専門家が指摘するのが、「バックウオーター現象」だ。7月18日の土木学会水工学委員会の現地調査などから、小田川の支流でも同様の現象が生じたことが明らかになってきた。 夏の台風シーズンを前に、「平成30年7月豪雨」で決壊した堤防の復旧が急ピッチで進む。岡山県倉敷市真備町の小田川では、決壊規模が大きかった左岸破堤部(延長100m)で、7月15日に堤防の締め切り盛り土が、21日に堤防の住宅地側に鋼矢板による二重締め切りの補強が完了した。豪雨災害から2週間で決壊箇所の緊急復旧を終えた。 小田川左岸の破堤箇所を上流側から撮影。高梁川との合流部から3.4km上流。7月15日に堤防の締め切り盛り土の施工が完了した(写真:日経コン

    「バックウオーター現象」の連鎖で氾濫拡大