東鉄工業は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が東京都内で実施している山手線東京駅~有楽町駅間・有楽町駅部のレンガアーチ高架橋耐震補強工事を進めている。同社はこれまでに中央線の神田駅~御茶ノ水駅間、山手線の新橋駅~浜松町駅間で計6径間のレンガアーチ耐震補強工事を完成させている。繁華街に近く、仮設スペースの確保が困難なほか、一般歩行者が多いなどの厳しい施工条件下で、安全確保や創意工夫を凝らしながら首都直下地震から歴史的建造物を守るための工事が着々と進んでいる。 レンガアーチ高架橋の耐震補強は、人力、小型重機により既存レンガの基礎部まで掘削し、アーチ内側に厚さ40-70cmのRC造アーチを新たに構築する。 アーチ部は、レンガと鋼製型枠に囲まれた閉塞空間へコンクリートを充填することから、品質を確保するために自己充填性を高めた高流動コンクリートを使った。 アーチ部への充填作業は、一般的なトンネル内
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