GR-SAKURAは、Web上のクラウド環境で開発できるのが特長の一つですが、やはりローカル環境でもビルドしたいというがの人情(?)です。たしかにクラウド環境での開発は、開発環境の導入が不要というお手軽さがあって初心者に最初の敷居を下げる効果は大きいですし、開発マシンに依らずどこででも続きが出来るのも魅力ですが、がっつりコーディングするのにブラウザ上のエディタは非力ですし、しばらくほっとくとセッションの時間切れで再ログインを迫られますし、ビルドのたびにバイナリをダウンロードするのは手間ですし、そもそもルネサスのサーバが落ちたらオシマイなわけで、大事なプロジェクトが手元にないのは不安です。そこでローカルビルド環境を構築します。 プロジェクトのmakefileを読めば分かるとおり、GR-SAKURAのビルドはRXマイコン用GCC(rx-elf-gcc)を使っています。なので、自力でGCCクロス