物書きである筆者にとって、ノートパソコンは仕事道具の中心にあるものだ。早く、長く、気持ちよく書けることが最優先だが、カメラやボイスレコーダーを持ち歩く取材に付き合わせるためには、軽さと強靱さも欲しい。そんなバランス感を備えた一台を求めて、様々な機種を使ってきた。 しかし、Ultrabook、タブレットのように使えるPC、そして新しいMacbookのように接続ポートが1つしかない機種など、仕事道具として使うには、いささか思い切りすぎている製品が相次いでいるのが最近のパソコン市場だ。大学での講義や客先でのプレゼンも行う筆者にとって、古いプロジェクターとの接続ために変換アダプターを持ち歩かないといけないというのはどうにも負担だった。 そんな中、「今時こんなバランス感の製品があるのか!?」と驚かされたのが、今回中の人に話を聞く「VAIO Pro 13 | mk2」(以下:mk2<マークツー>)だ。