関節リウマチと聞くと、「手や足の関節が変形する病気」というイメージがあるかもしれません。 しかし、リウマチの初期症状は小さな関節の動きに違和感を覚えるくらいです。 関節リウマチで最初に起こる症状としてもっとも多いのは、起床時に感じる関節のこわばりです。 年齢が高くなるにつれて、「目覚めてすぐは関節が動かしにくい」と感じるようになることはありますが、その状態が1~2時間以上続くようなら注意が必要です。 関節リウマチによる最初の変化は、多くの場合、手の指の関節など小さな関節に起きます。 特に指先から数えて2番目(第2関節)と3番目(第3関節)の関節には、全員が違和感を訴えると言っていいほどで、外出前に指輪をはめようとしたところ、はめられなくなっていて、病気に気がつく女性もいます。 足も早くからリウマチの症状の出やすい部分です。指のつけ根に腫れがあり、朝、起床して歩くと足裏に感じる砂利を踏むよう