「右肩上がり」が終わると、多くの人が市場を去る。ライバルが少なくなる分、チャンスを一人占めできる〝千載一遇〟にたくさん出会える。「平時」だからこそうまくいく、金の儲け方がある。 値動きだけを見る かつてバレーボール日本代表として大活躍し、現在は日本ビーチバレー連盟会長などを務める川合俊一さん(50歳)は、昨年来からのアベバブルを「謳歌」している。本人が言う。 「20代の頃から趣味で株式投資をやっていますが、今回のアベバブルではかなり儲けさせて頂きました。 あまり値動きのない業界最大手の株ではなく、業界5~6番手の会社の株を買うのが投資の秘訣。たとえば今年1月に900円台だった三菱自動車は、5月に2200円台と2倍以上も上がったので大成功でした。トヨタだったら、あんなに急激に上がることはありませんでした。 昨年12月から今年5月までの戦績は、ざっと1300万円のプラスになっています」 儲けた
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