2017/9/14 12:10 花田雪 9月1日~11日にかけてカナダのサンダー・ベイで行われた第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ。「史上最強打線」の呼び声も高かったU-18日本代表は、3位という結果に終わった。優勝は逃したものの、選手たちは世界一を目指し、懸命にプレーした。しかしその一方で、この大会は日本の野球界における大きな「課題」、そして「疑問」も浮き彫りにした。(文=花田雪) 3位という結果は称賛されるべきものだが… 大会中に自身の持つ高校通算本塁打記録を111まで伸ばした清宮幸太郎(早稲田実)、その清宮と実力的には「双璧」とまで評価される安田尚憲(履正社)、甲子園で清原和博(元PL学園)の持つ1大会本塁打記録を更新した中村奨成(広陵)らを擁し、悲願の初優勝が期待されたU-18ベースボールワールドカップ。日本代表はオープニングラウンドこそ4勝1敗で乗り切ったも