株式会社日立製作所は、集団の幸福感を身体運動の特徴パターンから、「ハピネス度」として定量化する技術を開発した。また、日立ハイテクノロジーズでは、この技術を利用して、組織活性度を計測できるウェアラブルセンサーを開発。組織活性化に向けたサービスを提供する。 【この記事を写真付きで見る】 今回の技術は、幸福感(ハピネス度)が高いと、業績や健康に対して好影響を及ぼすという考え方をベースに、それを実現する指標を、リアルタイムに定量化することを目的に、開発したものだ。「幸福優位7つの法則」などの著者として知られるショーン・エイカー氏が、「ハーバード・ビジネス・レビュー」の2012年5月号でまとめた「PQ:ポジティブ思考の知能指数」によると、高いハピネス度は、健康、長寿、結婚の成功、年収、昇進を高めることに繋がり、ハピネス度が高い場合には、業務生産性で37%、創造性で3倍になるなどの成果が出ているとい