6月21日、ソフトバンクグループは、ニケシュ・アローラ副社長(写真右)が退任すると発表した。左は孫正義社長、都内で2015年11月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 21日 ロイター] - ソフトバンクグループ<9984.T>は21日、ニケシュ・アローラ副社長が退任すると発表した。社長交代時期をめぐり孫正義社長と認識にずれが生じたため、22日の任期満了に伴い退任する。孫社長の後継者選びは振りだしに戻った。 ソフトバンクは退任の理由について、孫社長は当面トップとして指揮を執り続ける意向だったのに対し、アローラ副社長は「数年のうち」にトップに就く意向を示したことから「両者の時間軸のずれを踏まえ、退任することになった」と説明している。 孫社長はアローラ氏の顧問就任のリリースで「(当初は)60歳の誕生日に経営を引き継いでもらおうと考えていた」と胸の内を明かす一方で、ソフトバ
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