中国・上海(Shanghai)の博物館で、中国人富豪が米国の競売で落札したものの真贋論争の的となった中国の歴史的な書に見入る来館者(2014年3月29日撮影)。(c)AFP/Peter PARKS 【5月22日 AFP】中国北東部・遼寧(Liaoning)省にある博物館が、歴史的遺物として展示していた8000点の展示品の3分の1が偽物だったことが判明し、警察当局から閉館を命じられた。国営紙・環球時報(Global Times)が22日、伝えた。 報道によると、閉館を命じられたのは同省にある鹿城博物館(Lucheng Museum)。偽造された展示品の中には、「時価1億2000万元(約20億円)相当の清王朝(Qing Dynasty)の剣」とされるものもあったという。 中国では博物館がブームで、国営メディアによれば昨年1年だけで299館が新設された。古美術品の個人収集家も増加しているが、一方
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