電源管理に関していえば、ほとんどの電子機器は「オフ」と「オン」しかない至ってシンプルなものとなっている。 ところが、コンピュータ--特にWindows PCの場合には、話がもっとややこしいのがこれまでの常だった。もちろん、オンはオンである。しかしオフについては、Windows XPの動作するマシンの場合、ハイバネーション、スタンバイ、シャットダウンなど複数のオプションが用意されている。 「ユーザーはこれらの違いを必ずしも理解しているわけではない」と、MicrosoftのPat Stemen(Windows OS部門プログラムマネージャ)は述べている。 さらにひどいことに、ユーザーがハイバネーションとスタンバイ--これらはいずれもシステムを構成する大半のパーツの電源を遮断しながら、ファイルの状態を維持する--のどちらを選択すべきかわかっている場合でも、コンピュータのスイッチをつけたままにして
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