僕は1945年8月15日の玉音放送を聞いている。今日の天皇のお言葉は、それに匹敵するする重みがあった。玉音放送では昭和天皇は国民に必死になって戦争を終える、とうったえた。今回の天皇のお言葉は、それに劣らない必死の思いがこもっていた。象徴として懸命に完璧であろうと努めてきた。しかし、高齢と体調の変化で満足に努められなくなるおそれがある。そこで悩まれている、と言う事だ。 天皇は象徴として、沖縄、サイパン、ペルリー島など大勢の犠牲者が出た激戦地をまわった。 再びあのような戦争をしてはいけない、と言う強い思いと、その為には憲法を守るべきだと言う決意、天皇のお言葉にはその事がよく表れていた。
![天皇陛下がお気持ちを表明 (NHKニュース)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/df8308a801d7cf0022293828a3f5d9f6b2ed3591/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewspicks.com%2Fogp.png)