工学を修めた後、エンジニアとして就職。自動車雑誌の編集部員を経て、現在はフリーランスの自動車ジャーナリストに。自動車の環境問題と新技術を中心に、技術者、女性、ジャーナリストとしてハイブリッドな目線を生かしたリポートを展開 予測の3つのポイント ・今年は自動車産業が大きくかじを切る年になる。具体的には、IT化、自動運転、電動パワートレインといった分野だ。 ・ここ数年における自動車の進化の論点は、「エレクトロニクス分野で熟成された技術が、どう自動車に組み込まれていくか」に尽きる。 ・自動運転について、技術面の課題は解決に向かいつつある。残された自動運転に関する課題は、社会受容性と法整備だ。 今年は大きくかじを切る年 結論を急ぐようだが、今年は、2020年の節目に向かって、自動車産業が大きくかじを切る年になる。そう、宣言しても過言ではない。具体的には、IT化、自動運転、電動パワートレインといった