キノコが太く、色濃く、肉厚に!青色LEDで効率よく栽培。森林総研 2013年6月10日08:00:00 コメント(1) ニュース 森林総合研究所(茨城県つくば市)が「青色発光ダイオード(LED)」照明を使ったキノコ栽培技術を開発、シイタケやマイタケの収穫量増加などに成功した。 さらにシイタケはかさが大きく肉厚に、エリンギやエノキは茎が太く、マイタケは色が濃くなり、市場に好まれる形状になる。 消費電力は2割程度削減でき、交換も長期間不要で従来使われていた蛍光灯に比べ節電にもなる。 きのこ研究室の宮崎安将主任研究員によると、キノコの発生には光が必要で、これまで屋内栽培には主に蛍光灯を用いていた。 研究で、キノコの菌に光を目指して移動するための「目」の作用があるタンパク質があることを発見、青色の光にのみ反応することが分かった。 太陽光や蛍光灯にも青色の成分は含まれているが、LEDはより青色成分を