BPM、あるいはBPMS(BPM Suites)の議論が日本でも盛んになり、BPMに関する記事がいろいろなメディアで取り上げられてきました。その反面、BPMを実現するBPMSを誰がどのように使うのかの具体的なイメージがなかなか持てないとの声を聞くことがあります。 そこでこの連載では、Savvion社のSavvion BusiessManager(SBM)をベースに、BPMSを実践的に利用する手法を紹介し、BPM・BPMSの本質と実践を体感していただこうと思っています。 BPMは従来からのIT技術者(物作り)の立ち位置からだけでは、なかなか理解できない点もありますので、まず連載の第1回目としてBPMの全体像がどのようなものなのかを紹介します。 BPMは現場の実業務(BP:Business Process/業務プロセス)を対象としています。今までは、人が自分で情報を集め判断し進めていた業務を、