「安全なウェブサイトの作り方」は、IPAが届出(*1)を受けた脆弱性関連情報を基に、届出件数の多かった脆弱性や攻撃による影響度が大きい脆弱性を取り上げ、ウェブサイト開発者や運営者が適切なセキュリティを考慮したウェブサイトを作成するための資料です。 「安全なウェブサイトの作り方」改訂第7版の内容 第1章では、「ウェブアプリケーションのセキュリティ実装」として、SQLインジェクション 、OSコマンド・インジェクション やクロスサイト・スクリプティング 等11種類の脆弱性を取り上げ、それぞれの脆弱性で発生しうる脅威や特に注意が必要なウェブサイトの特徴等を解説し、脆弱性の原因そのものをなくす根本的な解決策、攻撃による影響の低減を期待できる対策を示しています。 第2章では、「ウェブサイトの安全性向上のための取り組み」として、ウェブサーバの運用に関する対策やウェブサイトにおけるパスワードの取扱いに関す
独立行政法人 情報処理推進機構(略称:IPA、理事長:藤原 武平太)は、環境を問わない共通の日本語基盤として、誰でも無償で自由に利用できるフォント「IPAフォント(アイピーエー フォント)の一般利用者への配布を2007年10月1日より開始しました。 IPAでは、2003年末より、IPAが全権利を所有する「IPAフォント」を公開してきました。これまで、同フォントはIPAが支援したプロジェクトで開発されたソフトウェアの活用を目的として配布しており、それ以外の利用については対応していませんでした。今般、IPAフォントをより多くの方々に、それぞれの日本語表示環境で高品質の日本語フォントを活用していただけるよう、一般利用者向けの使用許諾条件を定め、無償で提供を開始しました。 IPAフォントは、画面表示と印刷の両方に利用できる、美しいデザインのアウトラインフォントです。明朝体とゴシック体があり、それ
※講演資料を掲載しました。 独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は、安全なインターネットの利用をめざして、最近、IPAが届出を受けた脆弱性関連情報を基に、届出の多かった脆弱性や攻撃を受けた場合の影響度が大きい脆弱性を取り上げ、その解決策を紹介するセキュリティ実装講座を企画しました。 本講座は本年2月、4月に実施しましたが、好評でしたので、今回は、新たに脆弱性の深刻度評価を用いた届出情報の分析結果や、ウェブアプリケーションの発注者が考慮すべき点なども紹介します。また、開発者の方から安全なウェブアプリケーションの開発に向けた取組み状況を紹介していただきます。 IPAでは、2004年7月8日に脆弱性関連情報の届出受付を開始してから2年4ヶ月が経過し、10月末までにソフトウエア製品に関するもの330件、ウェブアプリケーション(ウェブサイト)に関するもの687件、合計1,017件となり、1
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