深夜0時。私は突然とある衝動に襲われました。 「漫画が読みたい」と。 普段はそこまで強く何かをしたいと思うことは無いのですが、なぜかその時はその欲望にあらがえず、すぐに自転車を引っ張り出し、夜の漫画喫茶へとペダルを踏んでいったのです。 私が向かった漫画喫茶のお値段は“4時間パック1000円で、完全個室”という安くもなく高すぎもせずといったタイプの普通の漫画喫茶。とはいえ、私にとっては初めての完全個室の漫画喫茶です。 店員にシステムを案内され、入れられたのはペアシートの個室。ソロなのにペアシートとは贅沢と考えるべきか、嫌がらせと考えるべきかは分かりませんが、広く使えるのは確かです。有り難くその恩恵を受けようと、漫画を手に取りフリードリンクを手に取り、完璧なワンルームに仕立て上げました。 さてさて漫画でも読もうかと、じっくりと腰を落ち着けたところ、隣でバタンという音。どうやら隣のボックスに隣人
![深夜の漫画喫茶では、リアルな貧困を感じられました - 無職透明な日々はナニイロに染まるか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8a46d24a51fd29110a7399ad03bca32823a6fe6d/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnyarumeku%2F20150514%2F20150514020521.jpg)