fill()メソッドは、現在の塗りつぶしスタイルでサブパスを塗りつぶす際に使用します。 塗りつぶしスタイルは、fillStyleなどの属性で指定します。 塗りつぶしは、現在のパスに含まれるすべてのサブパスに対して適用されます。 閉じていないサブパスも塗りつぶされますが、実際にサブパスが閉じられるわけではありません。 ■非ゼロ回転数ルール fill()メソッドでは、塗りつぶしの際に「非ゼロ回転数ルール」という塗りつぶしルールが適用されます。 非ゼロ回転数ルールでは、サブパスが交差して図形同士が重なった部分にも塗りつぶしが適用されます。 以下の図は、非ゼロ回転数ルールと偶数奇数ルールの違いを示したものです。 fill()メソッドでは偶数奇数ルールを指定できるわけではありませんが、 比較をすることで非ゼロ回転数ルールを理解しやすくなるのではないかと思います。 四角形や円などの単純な図形の場合には