常に振り回されている人は自分の基準を低く見ているか、そもそも持ってません。彼らは他人の顔色をうかがい、嫌われないようにと他人の基準で行動するのです。自分以外の基準で選択できるのは『受け入れる』か『拒絶する』かの2択だけです。受け身な発想では自分で選択肢を選んだというよりも選ばされたという感が強く、責任も他人任せにしがちになります。気持ちは分からないこともありませんが、他人を基準とした時点で自分が振り回されるという選択をしたことに代わりはなく、それが自分の選択であることを認識しない限り、ずっと他人に振り回され続けることになるということを認識しなければなりません。 キリカエ力は、指導力―常識も理屈も吹っ飛ぶコーチング 作者: 宿沢広朗,山田久志,永井洋一,山口良治,玉木正之,平尾誠二出版社/メーカー: 梧桐書院発売日: 2005/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を