「アメとムチの理論」は世間一般で広く受け入れられています。しかし、実際はアメとムチの理論は成長にとってむしろ害であることが知られています。それでもなお、アメとムチの理論が語られるのには訳があります。アメとムチを使う側にメリットがあるからです。アメとムチで飼いならすことによって、自分への依存度を高め、かつ離反や謀反を起こすリスクを抑えるためです。飼いならされ、従順であればあるほど、アメとムチを使う側にとって都合がいいのです。ただし、その効果はアメとムチが効いている間だけということを忘れてはなりません。 組織が大きく変わる「最高の報酬」 トータル・リワードを活用した行動科学マネジメント 作者: 石田淳出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター発売日: 2009/07/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (5件) を見る 1 アメとムチが効かなく