日本でも警察庁などの関連施設なら一般開放された資料室くらいありそうだけど、ベトナムはこの通り専門の博物館をつくってしまった。「税金の無駄遣いを~!」とでも言われそうだけど、そこはどうとでもなるのが一党制。そう、社会主義国家ベトナムにおいて公安は、「権力の効果がばつぐん」なのだ。 とくにベージュ色の制服を着た交通違反を取り締まる公安は、とりわけ都市部の市民に恐れられている。飲酒、無免許、白線を割った、いろんな違反者に対してぶっとい警棒をゆらりと構えて立ちはだかる。それだけならおかしなところはないのだけど、なまじ権力がばつぐんだとどういったことが起こるか…察してほしい。 そのため、「物入りな師走には街中が公安だらけになる」というのは現地ではよくある話。ちなみにホーチミン市は白バイに乗っているが、ハノイでは基本的に乗っていない。この違いの理由は謎だけど、それゆえに首都であるハノイの方がノーヘル運
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