ロシアでテロ組織に認定されているオウム真理教のロシア人幹部の裁判が開かれ、日本円にして1億3000万円余りを集め、日本側の幹部に渡していたことが明らかになりました。 ロシアの有力紙コメルサントによりますと、起訴内容から、ウスチャンツェフ被告が1994年に信者になったあと、「カワグチ・ミノル」という偽名を使って2012年から2016年にかけて8870万ルーブル、日本円にして1億3000万円余りを集め、日本側の幹部に渡していたことが明らかになりました。 日本では、オウム真理教から名前を変えた教団がその後、分裂しましたが、日本側の幹部に関する詳しい情報については伝えられていません。 ロシアの教団は、名前を隠して有料の冥想セミナーを開き、その後、興味を持った参加者に集団生活に加わるよう勧誘していたということで、ウスチャンツェフ被告もおととし5月、勧誘活動中に拘束されました。 ロシアの捜査当局は、お